ミーティング、清掃…
百舌鳥・古市古墳群が堺市にあり、世界遺産登録を目指していることを知らない市民はまだまだ多いという。「登録には、市民や府民にとどまらず、全国民の『世界遺産にするぞ!』という機運を高める必要がある」と、上田さんは語る。
まずは市民に世界遺産登録に向けた活動について知ってもらい、応援してもらえるようにすることと、大阪府民の6割に「百舌鳥・古市古墳群」を知ってもらうことを目標にしている。
市民の理解を深めてもらうため、昨年(2013(平成25)年)6月には「世界遺産ミーティング」を開催。市民からは、古墳周辺の清掃活動の推進といった意見が出され、上田さんは、市民の意識の高まりを実感したという。
実際、市民の自主的な活動も活発になってきているという。多くの市民団体が清掃活動を行っており、市の職員も年2回ボランティアとして市民とともに清掃活動に参加している。市民と行政が一体になって取り組む態勢が整い、着実に世界遺産登録に向けて前進している。