社会の意識が変わるのは、大変なことですが、スポーツを通してなら、より多くの人の共感を得やすいと思います。ロンドンは、競技としてのレベルの高さで関心を高め、思いやりの精神をうまく社会に浸透させました。東京での大会はどういうものになるのか。ソチにも、成功のヒントがあるかもしれません。聖火とともに、受け継げる何かを持ち帰ってきたいと思います。(女子走り幅跳び選手 佐藤真海(まみ)/SANKEI EXPRESS)
■さとう・まみ 1982年3月12日、宮城県気仙沼市生まれ。早大時代に骨肉腫を発症し、20歳のときに右足膝下を切断して義足生活に。大学3年だった2003年1月から高校時代以来の陸上競技を再開。女子走り幅跳びで04年アテネ大会から12年ロンドン大会まで3大会連続でパラリンピックに出場。今春にマークした5メートル02センチは義足選手の日本記録。サントリーに勤務する傍ら講演などでパラリンピックの普及・啓発にも取り組む。