一方、検察側は死刑制度について「ある程度の精神的、肉体的苦痛を与えることは避けられない」と指摘した。西口被告が別の事件で服役中に強盗殺人を計画し、ノートに拉致や遺体処理を意味する言葉をローマ字で書き留めていたと強調。「強固な殺意に基づき、極めて残虐な態様で殺害した」と死刑を求めた。
論告などによると、西口被告は同居女性に対し、仕事による収入があるとの嘘がばれないように現金強奪を決意した。堺市の駐車場で11年11月、主婦、田村武子さん=当時(67)=を襲って現金約31万円を奪い、ラップを巻き付けて殺害。遺体をドラム缶に入れて大阪府内の山中で焼却した。12月には知人の尾崎さん宅に宅配便を装って侵入。現金約80万円などを奪い、尾崎さんを窒息死させたなどとしている。(SANKEI EXPRESS)