お絵かき絵本コーナー
また、ショップの一角にあるカフェの壁には大きな塗り絵のポスターが貼られ、備え付けのペンで好きなように色を塗って遊べる。大きな窓から光が注ぐ席では、コーヒー(レギュラー、エスプレッソ、ラテ)、紅茶(各250円)、ミネラル水、ジュース(各200円)などが楽しめるし、本棚に並ぶ絵本は自由に手に取り読むことができる。「買い物に飽きてしまった子供たちが、楽しい時間を過ごせるようにと思って」(トマさん)。トマ&イレーヌ夫妻が顧客(=子供)に注ぐまなざしの温かさが伝わってくる。
こうして親や子のニーズを巧みにとらえるのは、夫妻に13歳の長男を筆頭に3人の子がいることも関係しそうだ。「11歳の長女リューンは思春期。ネイルに凝っていて、彼女からマニキュアの自動販売機があると聞いて、パリの店に置いてみました。スタッフの子供たちの情報もインスピレーションの源になっています」とイレーヌさん。ボントンのトレンド発信力の裏には、小さなアドバイザーたちの活躍もあったのだ。