【ワインのこころ】
今月(3月)7日、フランス全国酪農経済センター(CNIEL)のコミュニケーション・ディレクターであるローラン・ダミアンさんが来日し、プレス会見を行いました。CNIELと欧州連合(EU)はさまざまな種類のチーズが楽しめる消費者向けイベントを展開しています。今年は“フロマージュとスピリッツの出会い”がテーマで、チーズプロフェッショナルの資格を有するタレントの眞鍋かをりさんもプレゼンターとして登場しました。眞鍋さんいわく「一般的には“産地”や“香り”で組み合わせることができます」ということで、最初に供出されたのはウオッシュタイプのマンステールとグリヨット(さくらんぼ)入りのキルシュのソーダ割り。塩水やその土地のお酒で表皮を洗いながら熟成させるウオッシュチーズ。このマンステールはキルシュで洗ったタイプでした。また、ウイスキーの水割りにはセミハードタイプのカンタルにナッツとハニーを添えて。これはオーク樽で熟成させたウイスキーのナッツ風味と“香り”で合わせるマリアージュ。余談ですが、ダミアン氏はシャンパンがお好きとのことで、ピノ・ノワール100%のロゼ・シャンパンにセミハードタイプのサレールをすすめていました。