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周囲から支えられていることに気付きます 舞台「今度は愛妻家」 葛山信吾さんインタビュー (2/3ページ)

2014.3.30 16:05

 6年付き合い、結婚6年目。お互い空気のような存在と化した夫婦によくあるため息交じりの会話を、葛山は瀬奈とテンポよく見せる。中谷脚本、板垣演出で、瀬奈共演という座組は舞台「ビューティフル・サンデイ」に続き2度目。

 「中谷さんの脚本は、お互い相手をどう思って共存しているのか、気持ちのやりとりがきちんと描かれていて、いつも魅力的です。瀬奈さんは明るい方でやりやすい。板垣さんは初演版も演出され、作品への思いがひとしおだと思いますが、僕たちのアイデアも柔軟に取り入れてくださいます。楽しい現場です」

 北見が妻への愛に気づく過程には、混乱や痛みも伴う。葛山は「すごく難しい役です」と言い、「頭で考えてもパニックになりそうになる。その僕の混乱や考えている状態が、北見の気持ちとしても正解なんだ、と言い聞かせてやっています」。

 人は空気がないと生きられないが、空気のような存在ほど、本当はかけがえがないのかもしれない。

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