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「防衛産業」海外へ 基準を明確化 武器輸出新原則を閣議決定 (2/4ページ)

2014.4.2 09:45

森本敏(さとし)前防衛相

森本敏(さとし)前防衛相【拡大】

  • 武器輸出三原則_どう変わる?=2014年4月1日現在

 救難飛行艇を輸出

 新原則により「我(わ)が国と安全保障面での協力関係がある国に対する救難、輸送、警戒、監視、掃海に関する協力」のための装備品輸出が可能になった。

 ヨットで遭難したニュースキャスターの辛坊治郎(しんぼう・じろう)さん(57)の救出で知られる海上自衛隊の救難飛行艇US2は、波の高い荒れた海上でも離着水できる世界最高水準の性能を誇る。政府はインドに輸出する方針だ。

 今後は法令上は武器と位置づけられる「敵味方識別装置」を装備したまま輸出することができるようになり、インドとの調整が円滑に進みそうだ。

 そのほか、航空自衛隊が2014年度に配備を予定するC2輸送機や海上保安庁の巡視艇などについても、シーレーン(海上輸送路)沿岸国への輸出が期待される。

 共同生産が容易に

 新原則では、防衛装備品を輸出相手国から第三国に移転する際に義務づけている日本政府の事前同意手続きが「平和貢献・国際協力の積極推進」「部品を融通し合う国際的なシステム参加」などの場合は不要となる。

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