STAP(スタップ)細胞論文の最終報告の調査ポイント=2014年4月1日現在、※写真はネイチャー誌に掲載された画像、※小保方氏=理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー【拡大】
≪STAP細胞論文 理研が不正認定≫
「捏造(ねつぞう)」「改竄(かいざん)」-。4月1日に理化学研究所(理研)が開いた記者会見は、およそ科学者の口からは想像できない言葉が次々と飛び出した。小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)の説明を納得するのは困難として頭を下げる理研幹部たち。「承服できない」。その姿を否定するように、小保方氏は徹底抗戦を宣言した。STAP細胞の再現には時間がかかるとみられ、両者の食い違いは泥沼の様相を見せてきた。
「予想外の結果」
やつれた顔がみるみる青白くなり、出てきた言葉は「承服できない」「動機は何なのか」。小保方氏は、論文に捏造、改竄があったと認定した理研の調査委員会の最終報告を「予想外の結果だ」として、憤りで受け止めたという。
1日の会見に出席した理研の川合真紀(まき)理事や、小保方氏の代理人を務める三木秀夫弁護士(58)によると、小保方氏は3月31日昼過ぎ、神戸市のポートアイランドにある理研神戸研究所の一室で、最終報告を川合理事から直接手渡された。調査結果の内容が読み上げられると、やつれていた小保方氏の顔は、血の気が引いたように、みるみる青白くなったという。