≪「クリーンな政治を」 すべての有権者の思い」≫
「汚職のないクリーンな政治にしてほしい」
インドネシアで4月9日、投開票された総選挙は、7月の大統領選につながる重要な選択。有権者らは政治腐敗の一掃に向けた思いを、それぞれの一票に込めた。
首都ジャカルタの投票所。「どの政党も嫌いだ」という会社員、リノ・ルビノさん(53)は闘争民主党に投票した。汚職とは無縁のイメージの闘争民主党の大統領候補、ジャカルタ特別州のジョコ・ウィドド知事個人に対する期待が決め手となったという。
開票が進んだ9日午後、闘争民主党が優位との民間シンクタンクの出口調査などを受け、ジョコ氏はジャカルタで記者会見し「闘争民主党には、第一党になるための国民の信頼がある」と自信をのぞかせた。
一方、老舗のゴルカル党の支持者、サドノ・プリヨさん(46)は、候補者が誰であれ「とにかくゴルカル党だ」ときっぱり。ゴルカル党こそが貧困や汚職を撲滅できると期待する。