チュニジア・オング_ジュメル【拡大】
ところが、フランス通信(AFP)が伝えたところによると、この撮影地は強風にさらされる地域にあることから、予想以上の速度で砂漠の侵食が進んでいることが判明。チュニジアの観光省がいくつかの関係団体と協力し、「モス・エスパを救え」と銘打った資金調達運動を開始した。運動に関わる観光業界関係者、ナミビ・ガスミ氏は「撮影地は非常に風の強い地域にあり、1年に約15メートル移動する砂漠に脅かされている。すでにセットの10%が砂漠に埋まってしまった。われわれは12日間で8000立方メートルの砂を取り除いたが、セットのいくつかはダメになった」と嘆いた。
目標は1900万円
そこでこの資金調達運動では、セット修復のため30万チュニジア・ディナール(約1900万円)を目標に設定。その一部として4万5000ドル(約460万円)を目指して7日から「クラウドファンディング」(不特定多数の人からネットで寄付を募る手法)で世界に寄付の呼びかけを始めた。チュニジア政府もこの運動に16万チュニジア・ディナール(約1000万円)の予算を計上。残りの資金はスポンサーや個人からの寄付で賄(まかな)う考えだ。