職人育成、経済的自立促す
そんなエシカル(社会や環境に配慮した)なものづくりは、昨年(2013年)、国連機関との新たなプロジェクトにつながった。持続可能な輸出を通じて途上国の開発支援を行う国連機関「ITC(国際貿易センター)」の協力を得て、アフリカ・ケニアと中米ハイチで、職人を育成し、経済的自立を促すプロジェクトを開始。その工房から生まれたアクセサリーシリーズ「チャン ルー エシカル ファッション インターナショナル」の販売を開始した。
ハイチでは細く割いた新聞や雑誌をくるくると巻いて小さな紙ビーズを作り、それを使ってベトナムの職人がネックレスやブレスレットに。ケニアでは現地のマサイ族が得意とするビーズ工芸の技をいかし、ブレスレットを製作。ケニアの職人は早くも技能が向上し、柄模様を編めるようにもなったという。
洗練されたアーティスティックなデザインはもちろん、ぬくもりのあるストーリーの数々もまた、このブランドが支持されている理由なのだろう。(文:津川綾子/撮影:原田史郎/SANKEI EXPRESS)
チャン ルーの商品を扱うショップや公式通信販売の情報は、www.yamatwo-ltd.jp/chanluu.html。