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重病回復の奇跡認定
カトリック教会では、徳と神聖さが認められた信者を「福者」とし、そのなかから信仰の模範となるにふさわしい信者が「聖人」の地位に上げられる。福者となる手続きは死後5年以上たってから始められ、認定まで数百年かかることもある。聖人になるにはさらに時間がかかり、16世紀末に殉教した日本のカトリックの26聖人の場合、死亡から265年を要した。20世紀以降の歴代法王のうち、これまでに聖人となっていたのは第257代法王ピウス10世(在位1903~14年)だけだ。
また、聖人となるには、死後にその人物が起こした奇跡の認定が必要。ヨハネ・パウロ2世は2011年5月1日、重病のコスタリカの女性が祈りを続け、回復した出来事が奇跡と認められた。ヨハネ23世は法王により奇跡の認定が免除された。(SANKEI EXPRESS)