公演をプロデュースしたパルコ・エンタテインメント事業部の中西幸子さんは「ステージからはポジティブなエネルギーを感じられるし、演劇ファンも面白いと思うのではないか。ミュージカルを見慣れている人たちにとってもダンサーの動きは心打つと思います」と話す。
実は中西さん自身、「ビートの効いた音楽も好きではなかったし、だいたいストリートダンスは若い人のもので大人が楽しむものではない」と思っていたという。それが6年前、パリでストリートダンスの舞台作品を見て偏見が払拭された。非常に高いダンス技術と分かりやすいストーリー展開に無条件に楽しめたという。さらに会場を見渡すと10代から60代以上までという客層の幅広さに驚いた。「こうしたダンスの流れはやがて日本にも来るだろう」と直感。2011年7月、神奈川芸術劇場(KAAT)で海外のダンスカンパニーを招いて「ストリートダンスフェスティバル」を行ったのを皮切りに昨年(2013年)、ASTERISKを初演した。「バリアを取り払った新しいステージパフォーマンスとしてぜひ期待してもらいたい」と話す。