【青信号で今週も】
春先から初夏にかけてのお肌のトラブルについてのテレビ取材を受けました。涼しい間に汗腺が休んでいるため、汗腺はふさがりがちの状況になっています。その中で、環境の変化の多い4、5月は、ストレスから皮脂の分泌が多くなります。体温調節のためのサラッとした汗ではなく、緊張したときのジワッとした精神性発汗を伴う機会が増えます。さらに、花粉や黄砂といったアレルギー反応も状況を悪化させます。
私たちの毛穴には、汗を作るアポクリン汗腺と脂肪を分泌する皮脂腺が開口しています。毛のない部分にもエクリン汗腺が分布していて、汗を分泌しています。体温調節とともに、毛に脂質を絡ませて外界のものから体を守る巧妙な配置です。かつて人間も体毛がおおわれていた時代では、分泌された脂質によって、雨などの水分や汚れが毛に付着するのを防いでいたことでしょう。