維新(53議席)と結い(9議席)が合流すれば62議席で、民主(副議長含め55議席)を抜き衆院野党第1党になる。民主は、これが気にくわない。みんなとの2幹2国では、維新・結いの合流に対し「選挙を経ずに野党第1党になることに正当性はあるのか」との認識で一致した。
数の論理を優先する維新の限界も見え始めている。維新は13日、新党合流を念頭にみんなとの2幹2国を1年ぶりに再開させた。だが、会談後に合流の可能性を記者団に問われると、こんなやり取りになった。
みんな・水野賢一幹事長「結論先にありきだとは思っていない」
維新・松野氏「私は希望している」
場の空気は凍った。「同床異夢」の表現がぴったりだ。憲法観がバラバラで消費税増税などをめぐり対立、分裂、下野したのが民主党政権だった。維新も、政権交代を目的に根幹の政策を置き去りにした「野合」を進めれば、同じ失敗を繰り返すのではないだろうか。(酒井充/SANKEI EXPRESS)