セレカとアンチ・バラカが激しく戦った地域に住んでいた少女(16)は、兄をセレカに殺害され自宅を焼かれた。その後何度もセレカの襲撃に遭い拉致されそうになったところを、イスラム教徒に助けられた。
僅か2歳の男児、アレックスは父親に抱かれているところを銃撃された。銃弾はアレックスの両頬を貫通し父の首に当たって父は死亡。重傷を負ったアレックスはへそから栄養分を摂取し生命を維持している。
家が放火され逃げ遅れた3歳女児のカレーヌは内臓までやけどを負い、左半身の皮膚が生々しくピンク色に変色していた。生き延びるためには手足を切断しなければならないが、損傷を受けた皮膚が少しでも生えるまで手術もできずにいる。
武装勢力の襲撃が、女性も子供もなく無差別状態であることに、アグネスさんは憤りと悲しみを覚える。アレックスやカレーヌに限らず、キャンプでは手足や指を吹き飛ばされた子供たちが大勢暮らす。