今回の買収によってアイオヴィン氏は現職(インタースコープの会長)を退任し、ドレー氏とともにアップルに移籍。ドレー氏は音楽活動を続けながら「(アップルが)必要とする限り、力を尽くす」と述べた。
ストリーミング激増
音楽配信サービス、アイチューンズ・ストアを2003年に始めたアップルはこの分野で依然、世界一だが、全米レコード協会によると、米国での昨年(2013年)のダウンロード配信の総売り上げが前年比1%減の28億ドル(約2800億円)だったのに対し、定額制ストリーミング方式は39%増の14億ドル(約1400億円)と激増。この分野の代表で06年に設立された北欧のスポティファイは今月(5月)、有料会員が全世界で1000万人を突破した。
アップルはビーツの買収で、ネット企業の論理的な発想と音楽業界のしなやかな感性を融合。配信事業と同時にビーツのヘッドホンを積極販売し、ウエアラブル端末に変貌させる計画も進めるとみられる。(SANKEI EXPRESS)