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【ブラジルW杯】ニッポンの「交番」でブラジルの治安改善 (2/2ページ)

2014.5.31 08:15

ブラジル・サンパウロ州に設置された「交番」=2011年(国際協力機構提供・共同)

ブラジル・サンパウロ州に設置された「交番」=2011年(国際協力機構提供・共同)【拡大】

  • ブラジル・サンパウロ州で、巡回に同行する日本の警察官(左)=2011年(国際協力機構提供・共同)
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  • ブラジル・サンパウロ
  • 2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会(サッカー)の公式マスコット「フレコ(Fuleco)」。フレコはポルトガル語でサッカーを意味する「futebol」と、エコロジーを意味する「ecologia」を組み合わせた造語。ブラジルの固有種で、絶滅の恐れがあるミツオビアルマジロを採用した。

 サンパウロ州では10万人当たりの殺人件数が1999年に35件だったが、経済成長も追い風になり、2011年には10件に減少したという。

 要請受け支援再開

 ブラジルの交番制度はサンパウロ州警察が1997年に導入を決め、JICAの協力で広がった。2011年に日本の支援はいったん終了したが、ブラジル側の要請で今回、再開することになった。

 サンパウロ州の警察幹部は「日本の交番制度は歴史があり、成熟している」と高く評価する一方で「ブラジルの現状に合わせて運用方法を変えていく必要がある」とも指摘。「時間はかかるが、将来的には全国に定着すると確信している」と話した。(共同/SANKEI EXPRESS

 ■ブラジルの治安 貧富の格差が激しいブラジルの治安は中南米でも特に悪い。殺人件数に関する国連統計に基づき、民間機関が昨年発表した「暴力的な世界の50都市」には、ブラジルの15都市が含まれている。政府が統計を取り始めた1980年以降、殺人件数は増え続け、2012年は全国で5万6337件。人口10万人当たり29件で、日本の0.8件を大幅に上回る。麻薬組織掃討作戦などに伴い、サンパウロやリオデジャネイロなど大都市での殺人は減少傾向だが、強盗事件は増え続けている。(共同)

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