もっとも、2本の映画の商業的な成功には懐疑的な見方が多い。米司法当局はロシアに亡命中の元職員をスパイ罪などで訴追。ジョン・ケリー国務長官は「国を裏切った男だ」と嫌悪感をあらわにしており、保守化が進む国民の間でも批判の声が高まっている。
一方で、オバマ政権は情報収集活動の大幅な見直しを迫られ、ガーディアンが今年のピュリツァー賞に選ばれており、リベラル層は元職員を支持している。だが、娯楽映画として支持されるかは別問題だ。
米芸能誌エンターテインメント・ウイークリーは、内部告発サイト、ウィキリークスの創始者ジュリアン・アサーンジ容疑者(42)を題材に昨年(2013年)公開された「ザ・フィフス・エステート」が、米国で興収約320万ドル(約3億2000万円)の大失敗に終わったことを例に挙げ、「(スノーデン映画も)配給会社には扱いにくい作品だ」と報じている。(SANKEI EXPRESS)