12日にブラジル対クロアチアの開幕戦を行うのは人口1100万人超を誇る南半球最大の都市、サンパウロ。商業や金融の中心であると同時に移民の都としても知られる。大鳥居が有名な東洋人街リベルダージ地区には和食店が軒を連ね、日本語の看板が並ぶ。
19世紀にコーヒー栽培の拠点として発展、南米最大の工業都市となり、ファッションや食の都としても有名だ。
標高約800メートルで冬の乾期に当たるW杯期間中の日中は半袖で過ごせるが、夜は冷え込むという。ちなみにブラジル代表MF、オスカルの出身地だ。
≪水の都、緑の街、人工都市…表情多彩≫
1次リーグで6月14日(日本時間15日)、日本がコートジボワールとの初戦を戦う北東部レシフェは南米大陸のほぼ東端にあり、17世紀半ばには一時オランダの統治下に置かれた植民地都市だ。運河や橋が多い水の都で「ブラジルのベネチア」の異名を持つ。ただ、治安の悪いブラジルの中でも特に殺人事件発生率が高く、現地に応援に行く人は細心の注意が必要だ。
1次リーグ最終戦で日本がコロンビアと戦う中西部クイアバは南米大陸のほぼ中央にあり、世界最大の湿地パンタナル湿原への玄関口。緑化計画が進み「緑の都市」として知られる。クイアバを州都とするマトグロソ州にはパンタナルのほかに、アマゾン熱帯雨林やセラード(サバンナ)もあり、豊富な生態系で有名だ。