欧州各国の首脳では、ドイツのアンゲラ・メルケル首相(60)を「欧州でもっともパワフルな指導者」と高く評価。「彼女は欧州を双肩に背負っている」と敬意を込めた。
日本に関する記述は多くないが、長官就任後初の外遊として2009年2月に来日した際、皇居で皇后陛下と再会したことに触れ、「めったにない栄誉」と喜んだ。回想録には皇后陛下と手をつなぐ写真も掲載されている。また安倍晋三首相(59)の女性支援策を紹介し、各国も続いてほしいと訴えた。
退任後初の全米ツアー
そんな彼女はこの回想録のPR活動として、長官退任後初めて全米各地を回る。このため、2年後の大統領選に向けてクリントン氏が出馬準備を始めたとの観測が強まっている。ただ、本人は9日放映された米ABCテレビのインタビューで、11月の中間選挙の応援もしたいと表明。「それから深呼吸して、プラス面とマイナス面を見極めたい」と述べ、大統領選出馬の決断は早くても年末になるとの見通しを示した。