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弦楽四重奏でプログレ 「時代超えた強さ」 モルゴーア・クァルテット アルバム第2弾 (2/4ページ)

2014.6.11 16:35

プログレ・アルバム第2弾をリリースしたモルゴーア・クァルテット(提供写真)

プログレ・アルバム第2弾をリリースしたモルゴーア・クァルテット(提供写真)【拡大】

  • プログレの魅力を語る第1バイオリンの荒井英治さん=2014年5月2日(江原和雄撮影)
  • アルバム「原子心母の危機」(モルゴーア・クァルテット、2800円+税)。発売中(提供写真)

 雰囲気取り出す

 タイトルの「原子心母」はピンク・フロイドの曲。ほかにキング・クリムゾンの「レッド」、イエスの「危機」などを収録。さらに、キース・エマーソンが東日本大震災にショックを受け書き上げたピアノ曲を、キース本人からの提案で弦楽四重奏に編曲した「ザ・ランド・オブ・ライジング・サン」が入っている。編曲はすべて荒井が行っている。

 「携帯CDプレーヤーのイヤホンの上に電子ピアノのヘッドホンをかぶせ、譜面におこしています。ロックはドラムが重要ですが、ドラムをコピーするわけにはいきません。リズムのエッセンスを抽出するのが大変です。雰囲気をいかに取り出すかです。原曲を超えようとは思いません」

 モルゴーア・クァルテットはショスタコービッチの弦楽四重奏曲全15曲を演奏するために1992年に結成された。4人はオーケストラの重要なポジションを持っている。荒井は東京フィル・ソロ・コンサートマスター、第2バイオリンは戸澤哲夫(東京シティ・フィル・コンサートマスター)、ビオラは小野富士(NHK交響楽団次席奏者)、チェロは藤森亮一(N響首席奏者)。現代音楽を中心に演奏活動を続けてきたが、プログレに反対はなかったという。

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