「まさかここまでやるとは思っていなかった」と、友さんは穏やかに笑う。「僕自身がミンダナオの子供たちに出会って、その温かさや笑顔に救われた。だから目の前に困っている子供がいると放っておけない」
活動資金の大半は日本からの寄付で賄う。そしてボランティアでやってくる日本人の中には不登校や引きこもりの経験者も。子供たちと暮らすことで彼らもみるみるうちに精気を取り戻していく。彼らを変えるのは「子供たちの力だ」と友さんは言う。「今の若者は素直だし感性も豊か。だから、すごいスピードで変わっていく」
160人と一緒に暮らす
MCLがスカラシップ支援を行っている子供は現在620人。友さんは160人の子供たちと一緒に暮らす。そして、スカラシップで学校に通うことができた子供たちが、現在のMCLの15人のスタッフの大半を占める。平和で豊かなミンダナオを実現するため、彼らが中心になり活動を支えている。