そのうえでキンクル氏は「(新サービスを)100%成功させたいと望んでいるが、それはゴールでなく、利用者と業界の音楽体験を向上させることがわれわれに課せられた責任だ」と発言。ユーチューブの親会社であるグーグルが2006年以降、楽曲の権利保有者らとのライセンス契約を通じ、総額10億ドル(約1022億円)を音楽業界に支払った、と強調した。
ところが、独立系レコード会社との提携交渉では、グーグル側が他のストリーミング方式の音楽配信サービスと同様、大手に比べて不利な条件を提示したため、多くが提携を拒否。これに対し、グーグル側は提携を拒否した独立系レコード会社の歌手やバンドの動画投稿を“数日中に”ブロックするという強硬措置をとる考えを示した。
最近は大手を離れ、小さなレコード会社で独自に活動するアーティストも多く、提携を拒否しているレコード会社には、2作目のアルバム「21」が全世界で2640万枚の大ヒットとなった英女性歌手アデル(26)のほか、レディオヘッドやアークティック・モンキーズといった英人気バンドも所属している。