作詞・作曲の横山剣さんには、クレージーケンバンドで「俺の話を聞け」と歌うど迫力イメージが強かったが、『T字路』のライトな感覚もなかなかいい。「由比ガ浜の夕日」などというフレーズがさらっと入って、鎌倉の海の光景と人生の岐路に立つ男女の姿が目に浮かんでくる。
6月4日に発売されたCDも、大ヒットというわけにはいかないが、かなり注目は集めているようだ。車でT字路に突き当たれば、右へ曲がるか、左へ行くか。どちらかを選ぶしかない。
ただし、大人げないままてくてくと人生を歩いてきたおじさんには、実はもう一つの選択肢が…。ふふふ、徒歩ならば国道脇の石段で砂浜に出る手があるからだ。
せっかくの鎌倉。皆さんもおいでの際には車を避け、少しだけ砂浜でくつろぐ時間をキープしてください。(編集委員 宮田一雄/SANKEI EXPRESS)