ラスベガスのカジノを舞台に、犯罪界のドリームチームが難攻不落の金庫破りに挑む-。天才詐欺師、ダニー・オーシャンとその仲間たちの一大ミッションをスタイリッシュに描いたミュージカル「オーシャンズ11」が7月6日まで東急シアターオーブ(東京)で上演されている。
主演にSMAPの香取慎吾(37)、相手役に観月(みづき)ありさ(37)を迎えた華々しいキャスティング。豪華キャストで2001年に大ヒットした同名映画を、紫綬褒章受章の小池修一郎(59)の脚本・演出で舞台化。2011年、13年の宝塚歌劇団での上演を経て、今回はセットを刷新、新曲も加え、新装しておくる。
カジノリゾートの豪華さをそのままに、舞台上にはピカピカのスロットマシンが並ぶ。ステージの前には、丸テーブルで観劇できるラスヴェガスシート。劇場丸ごと、享楽的なムードを漂わせる。
開幕。そのとたん、キャストのスター性が観客の目を釘付けにする。