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“中国頼み”ハリウッドのトランスフォーム 映画最新作で最大限配慮 (2/3ページ)

2014.6.29 08:12

 配給元のパラマウント・ピクチャーズは、マーク・ウォールバーグさん(43)主演、マイケル・ベイ監督(49)の4作目では、中国当局の公的な支援を受けて制作する戦略を取った。中国国営の中国電影頻道(チャイナ・ムービー・チャンネル)と提携し、さらに中国企業からも支援を受けて、いわば「米中合作」とすることで中国市場への参入をよりスムーズにする選択をした。

 中国政府は自国の映画産業を保護するため、外国映画の上映を本数、場所ともに制限しており、興収の約25%しか映画会社に渡さないようにしているためだ。ただ、「合作」ということになれば、こうした制限をかなり免れるが、代償も伴う。脚本が中国当局の検閲を通らなければならないほか、中国の俳優や風景を映画にふんだんに取り入れる必要が生じる。

 公開中止騒動も

 今回、映画に出演する俳優のうち4人は、何百万人もが視聴する中国のリアリティー番組で選ばれた。主舞台の一つに香港が設定され、映画クルーは北京にも何週間も滞在して撮影。ファンたちによる俳優の目撃情報は中国版ツイッター「微博」をにぎわせた。

これまでで最も“媚中”的にトランスフォーム

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