TSAは対象となる国際空港を明かしていないが、米当局は英BBC放送に対し、ロンドンのヒースロー国際空港が対象であると認め、フランス当局はAFPに、米当局からの要請を受けてパリのシャルル・ド・ゴール国際空港で保安検査を新たに強化したと発表した。
保安検査の強化対象は米国外の空港だけで、今のところ米国内の空港は対象外だが、TSAは空港の保安検査を担当する各国当局や航空会社と協力し、対応に当たる。
米国土安全保障省(DHS)のジェー・ジョンソン長官は6日の米NBCテレビの報道番組で「米に対するテロの脅威は依然として存在する」と警告する一方、「過剰反応や臆測をするようなことではない」とも述べ、不安が広がらぬよう配慮。さらに「現状対応のための適切な措置は既に講じてあり、旅行者の混乱は軽微にとどまる」と強調した。
しかし、2001年9月の米中枢同時テロ以降、靴まで脱がせるといった煩雑な保安検査がもはや普通になった米の空港と違い、欧州などの空港ではそうした検査に慣れておらず、混乱が起きるのは必至とみられる。