「僕の場合は言いたいことがあって歌詞を書くのではなく、無意識に歌うところからメロディーができてきて、そこへ夢の中で書いている感覚というか、意味のなさない言葉を乗せて歌ってみる。その時に一つだけはっきりした言葉が浮かんでくることがあって、その言葉だけ残してセンテンスをつなげていく。そうやって6、7行になっていく中で、全体にこういうことを言いたい歌なんだな、と見えてくる。僕はいつも歌詞は響きから入るし、言葉を連ねて一つのメロディーになると良いと思っている。テーマや言いたいことは後付けになることが多いんだ」
何より声が美しい。「出したい音が見つからなかったから、自分の声を重ねてエフェクティブに使った」と話していて、人間味あふれる声を“ボーカル・チョップ”として編集し、パーカッションのようにも使っている。
誰も自分のことを知らない環境で音楽制作に没頭したかったからと、ウィーンへ移住して活動中だ。