実際「ソー」の性別変更は女性には好評なようで、米ブログサイト、ハフィントンポストは、女優、ウーピー・ゴールドバーグさん(58)がテレビ番組で発した「『ソー』のハンマーが史上初めて女性に委ねられることになった。良いことだわ。だって『ソー』は女性だから」との発言を報じた。
「スター・ウォーズ」は女子向け玩具
こうした動きは漫画だけにとどまらない。
「アナと雪の女王」の爆発的ヒットは、女性の社会的自立に加え、同性愛まで容認するかのようなディズニーとしては画期的な内容に起因している。
また6月4日付米誌タイム(電子版)によると、「スター・ウォーズ」のあらゆる権利を入手したディズニーが、英国の母親の訴えに端を発したファンの要望を受け、ヒロインであるレイア姫の人形を「スター・ウォーズ」初の女の子向け玩具として発売すると決めた。
新シリーズを描く漫画家、ジェイソン・アーロン氏はファンにこう呼びかけた。
「これは女性版ソーでもレディー・ソーでもない。これこそがマーヴェルのソーなのだ。過去のソーとは全く違うがね」(SANKEI EXPRESS)