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撃墜事件 ロシアとウクライナの双方に責任 (4/4ページ)

2014.7.26 11:50

マレーシア機撃墜の状況=2014年7月17日午後5時15分ごろ、ウクライナ・ドネツク州グラボボ村。※日時は現地時間

マレーシア機撃墜の状況=2014年7月17日午後5時15分ごろ、ウクライナ・ドネツク州グラボボ村。※日時は現地時間【拡大】

  • マレーシア機撃墜の状況=2014年7月3日と7月18日、ウクライナ東部。※日時は現地時間。ウクライナ国防当局調査機関の資料を基に作成
  • 【マレーシア機撃墜】ウクライナ・ドネツク州グラボボ村=2014年7月17日午後5時15分ごろ
  • 作家、元外務省主任分析官、佐藤優(まさる)氏(共同)

 漁夫の利得る過激勢力

 以前から繰り返し述べているように、ロシアが毒蛇ならば、ウクライナは毒サソリだ。日本は双方と距離を置かなくてはならない。

 焦眉の課題は、ウクライナ東部・南部における内戦状態を一刻も早く停止することである。ロシアとウクライナが、「ウクライナ国家の枠組みの中で、東部、南部の諸州に自己決定権を認める。戦車、地対空ミサイル、戦闘機、爆撃機などの重火器を当該諸州から撤去する」という条件で合意すれば、停戦は可能だ。

 現在、ウクライナ紛争のために米露が感情的に対立している。その漁夫の利を得ているのが、ISIS(イラクとシリアのイスラーム国)のような、イスラーム世界革命の実現を目指す過激な勢力であることを忘れてはならない。(作家、元外務省主任分析官 佐藤優(まさる)/SANKEI EXPRESS

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