運動が認知症に良い影響を与えるという日本の疫学調査も紹介されていました。「春には脳に効く運動を」(2014年4月21日付)のコラムの中で、朝田隆筑波大学教授が率いる研究者グループが、運動による認知症予防の大規模研究について触れました。運動は、メタボリックシンドロームを改善し、糖尿病に良い働きかけをします。さらに、運動そのものが脳を活性化して認知症を予防するとも言われています。
糖尿病などのメタボリックシンドロームだけでなく、喫煙もリスクとなります。魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸の認知症予防効果の可能性が示唆されています。アルツハイマー型認知症の予防には、高価な食品やサプリメントなどは必要ありません。たばこを控え、過食に気をつけ、魚を食べて、運動する。こういった健康的な生活を送ることが、認知症予防につながるのです。(秋葉原駅クリニック院長 大和田潔/SANKEI EXPRESS)