この日は毎年、寄席が終わると楽屋口で出待ちをしてくれるファンの方々がお祝いをしてくれます。ありがたいなぁと思っています。数年前には高座へ出た途端に「おめでとう-!」とお客さまから声を掛けていただき、拍手をおくっていただいたこともありました。
10人の弟子たちもお祝いをしてくれます。私一人を笑わせようと弟子10人でコントのような映像を撮ってきて、そのDVDをケーキと花束と一緒にくれるのです。それを自宅リビングでみんなでゲラゲラ笑って見るのが今のところ恒例となっています。今年はどうなるか分かりませんが、8月は僕にとってそんな季節なんです。
一番頑張った日に感謝する
でも僕には、「理想の誕生日」というものがあります。それは、誕生日こそ「第2の母の日」だという考え方です。母の日は毎年5月と決まっておりますが、自分の生まれた日はお母さんが一番頑張った、一番大変だった日にほかなりません。