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【花緑の「世界はまるで落語」】(28) 今日は誕生日、だから母の日 (3/4ページ)

2014.8.2 15:30

この赤ちゃん、誰でしょう?正解は僕!_8カ月ころ、母との一枚です。第2の母の日に、母への感謝を込めて=1972年4月(柳家花緑さん提供)

この赤ちゃん、誰でしょう?正解は僕!_8カ月ころ、母との一枚です。第2の母の日に、母への感謝を込めて=1972年4月(柳家花緑さん提供)【拡大】

  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)とその一門。(前列左から)花ん謝(かんしゃ)、鬼〆(おにしめ)、花緑、初花(しょっぱな)、柳貴家雪之介(やなぎやゆきのすけ)、(後列左から)圭花(けいか)、緑太(ろくた)、フラワー、緑君(ろっくん)、花いち(はないち)、まめ緑(まめろく)、花どん(はなどん、提供写真)
  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)とその一門。(前列左から)花ん謝(かんしゃ、3人目の弟子)、鬼〆(おにしめ、2人目の弟子)、花緑(師匠)、初花(しょっぱな、最初の弟子)、柳貴家雪之介(やなぎやゆきのすけ、弟子ではなく一門に入門)、(後列左から)圭花(けいか、10人目の弟子)、緑太(ろくた、7人目の弟子)、フラワー(8人目の弟子)、緑君(ろっくん、4人目の弟子)、花いち(はないち、5人目の弟子)、まめ緑(まめろく、6人目の弟子(女性))、花どん(はなどん、9人目の弟子(花緑さんの弟子はこの時点で9人)=2012年7月7日現在
  • 【花緑の「世界はまるで落語」】落語家、柳家花緑(やなぎや・かろく)さん(ミー&ハー_コーポレーション提供)
  • 【本の話をしよう】「落語が教えてくれること」(柳家花緑著/講談社、1000円、提供写真)

 その母にお礼を言う日、母を思い感謝する日にしたい。もちろん、直接会って「ありがとう」を言うのもいいでしょう。一緒に食事なんかをするのもいいでしょう。でも中には「仕事が忙しくて会えない」「遠くにいる」「既に亡くなっている」…いろいろあると思います。だから、母への感謝を一番に感じてみる日。そういう発想はどうでしょうか?

 産んでくれて、ありがとう!

 生きていて、自分にとって嫌なことや悪いことがさまざま起こるのが人生。たくさんある人生の問題は、実は「感謝」というキーワードを日常に取り込めば大概、解決してしまいます。「感謝」というフィルターを付けると、それまで色あせて見えていた物ごとが、もっと興味の対象になります。

 物ごとが「当たり前」に思えてきたとき、要求が多くなり、文句をたくさん言って、イライラする。そんなときはだいたい「感謝」を忘れているものです。

 そしてその「感謝」の根本は、親への気持ちだと僕は思います。産んでくれたことへの感謝の気持ちが根本にあればこそ、すべてのひとときが「当たり前」から「ありがたさ」に変わるのだと思います。

ガイド:新宿末廣亭(東京都新宿区)8月上席/池袋演芸場(東京都豊島区)8月上席

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