従来の価値観覆し大ヒット
アンデルセン童話を原案としたアナ雪は、孤独な女王エルサと妹のアナが主人公というディズニー史上初の「ダブルヒロイン」を採用。強く自立する女性を描き、か弱いお姫さまを王子さまが助けるという従来のディズニー的価値観をぶち壊した。また、劇中でエルサが歌う「レット・イット・ゴー」は、「ありのままの自分でいい」と自らを肯定する歌詞から「同性愛のカミングアウト(告白)」との解釈まで飛び出した。
低迷気味だったディズニーアニメの殻を打ち破り、興行収入は全世界で約12億7000万ドル(約1300億円)と歴代映画5位を記録。日本でも250億円を突破し歴代3位という空前の大ヒットになっている。
次作ではどんな「アナ雪的挑戦」を見せてくれるのか。今から待ち遠しくてならない。(SANKEI EXPRESS)