サイトマップ RSS

iPS再生医療「大きな一歩」 世界初 網膜作製、難病患者に移植 (2/3ページ)

2014.9.13 07:00

世界初となるiPS細胞(人工多能性幹細胞)で作った細胞の移植手術後、京大の山中伸弥教授は記者会見した(左)=2014年9月12日、京都市左京区(恵守乾撮影)

世界初となるiPS細胞(人工多能性幹細胞)で作った細胞の移植手術後、京大の山中伸弥教授は記者会見した(左)=2014年9月12日、京都市左京区(恵守乾撮影)【拡大】

  • 世界初となるiPS細胞(人工多能性幹細胞)で作った細胞の移植手術後、理化学研究所の高橋政代・プロジェクトリーダーは記者会見した=2014年9月12日、兵庫県神戸市中央区(甘利慈撮影)

 理研などによると、患者の女性の皮膚から採った細胞に遺伝子を導入しiPS細胞を作製。さらに目の網膜の色素上皮細胞に成長させ、移植用のシートを作った。手術では、網膜組織にできた異常な血管を除去した上でシートを移植した。

 多量の出血など問題は起きず、手術は当初予定通り2時間で終了。執刀した栗本康夫眼科統括部長は会見で「今日やるべき手術は無事に終了した。手術そのものは成功した」と述べた。患者の容体は安定しているという。

 滲出型加齢黄斑変性は、血管の異常増殖で網膜が傷つき、視野がゆがんだり暗くなったりし失明にもつながる。国内で約70万人の患者がいるとされる。

 iPS細胞を使った移植治療でも視力はやや改善する程度だが、チームは根治療法につながる可能性があるとみて研究を続ける。

 7年…異例のスピード

 2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞した山中教授が、ヒトでiPS細胞を作製したのは7年前。基礎医学の成果がこれほど短期間で医療に結び付くのはまれなケースだ。iPS細胞の応用でも日本が世界をリードする意義は大きい。

臨床研究はこれからが本番

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ