≪明るさ3割増し 名所の天体ショー≫
月がここ20年で地球に最接近したのは、東日本大震災から9日後の2011年3月20日(日本時間)で、実に19年ぶりに35万6577キロまで接近した満月が観測された。NASA(米航空宇宙局)によると、最も地球から離れている時の満月に比べ、約14%大きく、30%も明るく見えたという。
「スーパームーン」という言葉は、近年になって使われ始めた占星術の用語。惑星が直列となるために地震などの天変地異が起こるという風説があるが、事実の裏付けはまったくないという。天文学界では「近地点の満月(perigee full moon)」と呼ばれることが多い。
8月10日は今年3回見えたスーパームーンのうちで最も大きく美しく見える「エクストラ・スーパームーン」となった。これは、満月と近地点の通過のタイミングが一致した時に見える現象で、地球からの距離は35万6896キロ。14%大きく、30%明るい満月を見ることができた。
10月8日には日本全国で観測可能な皆既月食が控える。どんな天体ショーもお天気次第だ。晴れることを祈ろう。(EX編集部/撮影:AP、ロイター/SANKEI EXPRESS)