【デング熱】優先的に蚊対策をする7区=2014年9月6日現在、東京都【拡大】
気になったのは、検疫所の担当者が、今年はブラジルのほか、フィリピン、シンガポール、タイといった流行地での現地感染者数が急増していると話していたことだ。今回、国内での感染の原因が、どこにあるかは判明していないが、日本に流入するリスクは高まっていたということだろう。
デングウイルスを持つ蚊が国内に入ってこなくても、感染者の血を吸った蚊が媒介することや、本来は日本にいないネッタイシマカ以外にも、日本のほとんどの地域に生息しているヒトスジシマカも媒介できるという事実は、国内感染が確認された後に知った。
蚊の活動は長いところで11月まで続くようだ。寒くなってくるので肌の露出は次第に減っていくだろうが、ディート(DEET)などの有効成分が含まれる虫よけ剤で対策を続ける必要がある。
重症化するケースはまれ、といわれているので、過剰に不安がる必要はないのかもしれないが、やはり蚊は侮れない。(佐々木詩/SANKEI EXPRESS)