デング熱の国内感染が相次いでいる問題で、厚生労働省は6日、これまで感染源に挙げられていた代々木公園(東京都渋谷区)と新宿中央公園(新宿区)を最近訪れていない都内の60代男性がデング熱に感染したと発表した。8月に明治神宮外苑(新宿区、港区)と外濠公園(千代田区)で蚊に刺されたことから、いずれかで感染した可能性があるという。
代々木公園とその周辺以外での感染が判明したのは2例目。デング熱のウイルスが都内の公園を中心に広範囲に広がっている恐れがある。男性から検出されたウイルスの遺伝子が、代々木公園で感染した患者のウイルスと一致。厚労省は、代々木公園で蚊に刺されて感染した人がこれらの公園で蚊に刺され、その蚊がウイルスを持つようになった可能性があるとみている。
明治神宮外苑は代々木公園からJR山手線をはさんで東へ約1.5キロで、一角に神宮球場がある。外濠公園は防衛省のすぐ東から南にかけて位置する。