先行3社に比べ特徴的なのは、自動運転ながら「走る喜び」を前面に出したことだ。単純に車線の中を走って目的地まで誘導するのではなく、天候や路面状況などから最適な速度やコーナーに入る角度などを割り出し、スムーズで心地よい走りを演出するという。
米グーグルのような無人運転は目指さず、ドライバーの支援と位置づける。マツダの担当者は「自動運転が普及すれば運転の楽しみがなくなるという批判もあるが、そうではないことを示したかった」と話す。
自動運転は車とITの融合がもたらす究極の安全技術だが、その前段階となるさまざまな車載情報サービスも展示される。トヨタはコンピューターと対話しながら目的地などを設定できる新サービス「Tコネクト」の体験車両を展示。ホンダもドライブ中にお薦めのグルメ情報などを案内する純正カーナビ向けの新サービスを出展している。
商品開発の方向性は見本市での反響に左右される。新しい技術が脚光を浴びれば日本メーカーが存在感を取り戻す契機になる可能性もありそうだ。
開催日は7~11日。入場料は一般1000円、学生500円。最終日は無料。(SANKEI EXPRESS)