米ミズーリ州ファーガソン【拡大】
ブラウンさんは丸腰で、現場にいた友人によると、両手を上げて抵抗する意思がないことを示していた。怒った黒人住民らが激しい抗議を展開。一部が略奪行為をするなど混乱が広がり、ジェイ・ニクソン州知事(58)は非常事態を宣言し、ファーガソンに夜間外出禁止令を発令する事態になった。
大陪審が判断を下す前にニクソン州知事は11日の記者会見で、「みっともないこと(暴動)は繰り返させない」と述べ、州兵による対応を含めた万全の準備で臨むと強調した。
大陪審のポイントは、ウィルソン氏による射殺が正当と見なせるかどうかにある。ウィルソン氏は自分の警察車両内で言い争いになったブラウンさんに拳銃を奪われそうになり、身の危険を感じたと主張しているもようだ。車内で最初の発砲があったとされる。ニューヨーク・タイムズ紙によると、拳銃にはブラウンさんの血痕があった。奪い合いの際に付着したと説明でき、警察側には有利な材料だ。