しかし、初公判でも検察側は、加藤前支局長が朴大統領の名誉を傷つけようとした目的や、名誉を毀損したとされる行為の契機、犯意の強さに関して全く提示しなかった。
これに関し日韓の法曹関係者は「今回の事件では被害者の朴大統領に事情を聴いておらず、被告人との関係など動機解明のための捜査がなされていない。検察側の苦境がうかがえる」と指摘した。検察が今後、動機や犯意の強さについてどう立証していくかが注目される。(ソウル支局/SANKEI EXPRESS)
≪加藤前支局長の意見陳述全文≫
私は2010年11月のソウル赴任からこれまで、韓国の政治や経済、社会の様子を日本の読者に伝えることが使命、役割という考えのもと、外国特派員として忠実に任務を果たしてまいりました。2004年の語学留学以来、韓国には多くの友人もおり、韓国という国、そして国民に対し、深い愛情を持ってきました。