18年以降にSLSロケットでオリオンを月の重力圏まで打ち上げ、地球に戻る無人飛行を計画。21年以降に初の有人飛行に踏み切り、火星に向けた最初のステップとして飛行士による小惑星探査を目指す。
ただSLSロケットは予算不足などから開発が遅れ気味。当初は無人探査機で小惑星を捕獲して月の近くまで移動させ、飛行士が探査する構想だったが、条件に合う小惑星が見つかっておらず、実現を危ぶむ声が上がっている。
小惑星探査は、もともとブッシュ前政権が進めていた月探査構想を、オバマ政権がキャンセルして10年に打ち出した。今年11月の中間選挙で民主党が敗北し、従来路線が今後も維持されるかどうかは不透明。NASAは各国に火星探査を見据えた国際協力を呼び掛けているが、日本は当面、米政権の動きを様子見する構えを示している。(共同/SANKEI EXPRESS)