中学1年のころ、双葉(本田)と洸(東出)は互いに淡い恋心を抱いていたが、ある日、洸は双葉に別れも告げぬまま、家庭の事情で長崎県の中学校へ転校してしまった。高校2年の春、2人は再会し、高校では同じクラスとなったが、双葉はどこか変わってしまった洸に戸惑う。ただ、クールでそっけない洸の言動から時折顔をのぞかせる優しさに触れ、次第に洸にひかれていく。ほどなく洸の空白の4年間を知る少女(高畑充希)が現れて…。
共演者はお互いため口で
アオハライドとは「青い春(アオハル)に乗っていく(ライド)」といった趣旨の造語で、双葉たちが失敗してはどん底から立ち上がり、果敢に困難に立ち向かっていく純粋で真っすぐな青春模様を捉えた象徴的なワードだ。映画版もそんな年頃のライブ感を大切にした作りとなった。その地ならしとして、本田や東出ら高校生を演じた共演者たちは、お互いにため口で意思疎通を図り、円滑な人間関係を構築していくことを申し合わせた。「監督が言うんです。『普段のみんなが青春をしているさまはおのずと映像の中に映り込んでしまうからね』とね。結果的に全体として本当に仲良さそうに映っていましたよ」。東出は満足気だ。