【衆院選】当選が決まり、支援者らと握手する小渕優子氏=2014年12月14日、群馬県高崎市(鈴木健児撮影)【拡大】
「必ず疑念を払拭できるよう」
一方、社民と共産の新人2氏は「政治とカネ」問題で小渕氏に対する攻勢を強めていたが、結果は小渕氏の圧勝。改めて小渕氏の地盤の強さが際立つ結果となった。
ただ、東京地検特捜部による政治資金問題の捜査は継続している。小渕氏の元秘書の自宅や地元事務所にはすでに家宅捜索が入っており、選挙期間中には鳴りを潜めていたが、今後、本格的な捜査が再び動き出しそうだ。
小渕氏は報道陣の取材に「捜査の進捗(しんちょく)を見守りながら、要請があればしっかり協力していく。第三者による調査も捜査に配慮しながら進めていく。必ず疑念を払拭(ふっしょく)できるよう、しっかりとした説明をさせていただきたい」と述べた。(SANKEI EXPRESS)