2014年に生まれた赤ちゃんは100万1000人とみられ、前年から2万9000人減り、4年連続で過去最少を更新した。亡くなった人は前年よりも1000人増えて126万9000人、死亡数から出生数を引いた人口の自然減は8年連続で増え、過去最多の26万8000人に達した。厚生労働省が1月1日付で発表した人口動態統計の年間推計でわかった。
日本の人口は05年に初めて死亡数が出生数を上回り、07年以降は自然減が続いている。出生数は100万人の大台割れ目前だが、1000人程度の誤差も想定され、15年6月に公表される人口動態統計(概数)では1899(明治32)年の調査開始以来、初めて大台を割り込む可能性もある。死亡数は12年連続で100万人を超えた。死因別ではがんが最も多く3割近くを占め、次いで心疾患、肺炎、脳血管疾患の順だった。厚労省は「出産世代の女性人口が減っている」とし、出生数の減少と死亡数の増加が「今後もしばらく続く」と分析している。
2014年に結婚したカップルは13年から約1万2000組減の64万9000組で、戦後最少。離婚は約9000組減の22万2000組だった。平均すると、32秒に1人が生まれ、25秒に1人が死亡。49秒に1組が結婚し、2分22秒に1組が離婚した計算になる。