【ワインのこころ】
昨年発足した、女性審査員だけの品評会“SAKURA”Japan Women’s Wine Awardsが本年も2月1日から4日間の日程で行われます。ソムリエ、ジャーナリスト、バイヤーら、ワインにかかわる約280人が担当します。エントリー数は2793本(前比47%増)で、最多のフランス以降、イタリア、スペイン、チリ、豪州と続き、ブルガリア、タイ、ウルグアイ、ロシアの初参加を加えると29カ国に及びます。
ヴィーニャ・アルボレダのソーヴィニヨン・ブラン(SB)2013=写真=は昨年ダイヤモンド・トロフィーに輝いた魅力的なワイン。チリの名門エラスリスのオーナー直轄管理ブランドで、リーダーとしてSBを受け持ったわがチーム(5人)選出の忘れられない一本です。
ワインはブラインドで供出され順次採点していきます。審査員も真っ先に登場するワインには慎重になりがちです。心理的には私も同じ。でも、このワインにはびっくり! 迷わず95点(ダブル・ゴールド/DG)を付けました。メンバーはゴールド(88~94)からシルバー(80~87)までと差があり、意見交換してゴールドに。