白いハトではなく、色とりどりの風船が放たれた=2015年1月25日、バチカン(AP)【拡大】
バチカンのサンピエトロ広場で25日、ローマ法王フランシスコ(78)の演説後、白いハトではなく、色とりどりの風船が放たれた。英メディアが伝えた。
法王ヨハネ・パウロ2世(1978~2005年)以降、1月の最終日曜日のスピーチ後には、白いハトが広場を飛び交うのが恒例となっていたが、昨年、ハトがカモメやカラスに襲われ、動物愛護団体などから批判の声が上がっていた。鳥に説教をしたとされる聖フランシスコから名前を選んだ法王は「この風船も平和の象徴だ」と語った。(SANKEI EXPRESS)