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アウシュビッツ収容所解放70年 被害者から証人に 語り継ぐ体験 (2/4ページ)

2015.1.28 06:50

追悼式典に合わせ、アウシュビッツ強制収容所跡を訪れた元収容者ら。当時の囚人服と同じ水色と白の縞模様の布切れを身につけ、「働けば自由になる」と書かれた看板の下を歩いた=2015年1月27日、ポーランド・オシフィエンチム(ロイター)

追悼式典に合わせ、アウシュビッツ強制収容所跡を訪れた元収容者ら。当時の囚人服と同じ水色と白の縞模様の布切れを身につけ、「働けば自由になる」と書かれた看板の下を歩いた=2015年1月27日、ポーランド・オシフィエンチム(ロイター)【拡大】

  • アウシュビッツ強制収容所跡=ポーランド・オシフィエンチム

 ≪被害者から証人に 語り継ぐ体験≫

 ナチス・ドイツによるホロコーストの舞台となったアウシュビッツ強制収容所の解放から70年が過ぎた。過酷な境遇を生き抜いたユダヤ人の生存者は、高齢化した今も当時の体験を語り続けている。仏連続テロ事件など、欧州に再び広がりかねない「反ユダヤ的」な空気に不安を抱きつつ、二度と悲惨な歴史が繰り返されることがないよう、次世代の若者に向けて言葉を紡いでいる。

 80~90代の生存者

 「あなたは生き残り、ここで起きたことを伝えて」

 生存者の女性(91)が今月、ドイツ北西部ボームテの高校で、別れ際に母親が語った最後の言葉を生徒に伝えた。その言葉を女性は、いまでも鮮明に覚えているという。

 地元紙によると、女性は母親と一緒に収容所に送られたが、途中で別の収容所に移され、母親と生き別れになった。その後、母親の死を知らされた。

「私はもう自分を被害者ではなく、証人と考えるようになった」

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