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【坂上忍の白黒つけて何が悪い!】元気になって何かしたくなるのよ (2/4ページ)

2015.2.6 15:25

【かざすンAR(視聴無料)】映画「はじまりのうた」(ジョン・カーニー監督)。2月7日公開(アルシネテラン提供)。(C)2013_KILLIFISH_PRODUCTIONS,INC.ALL_RIGHTS_RESERVED

【かざすンAR(視聴無料)】映画「はじまりのうた」(ジョン・カーニー監督)。2月7日公開(アルシネテラン提供)。(C)2013_KILLIFISH_PRODUCTIONS,INC.ALL_RIGHTS_RESERVED【拡大】

  • 撮影現場で休憩するジョン・カーニー監督=2010年3月31日(アルシネテラン提供)
  • 俳優、タレント、歌手、映画監督、演出家とマルチに活躍する坂上忍さん(中鉢久美子撮影)

 恵まれた予算で製作された作品ではないにもかかわらず、そのシンプルさが逆に人物を引き立て、主人公の2人に感情移入しやすくなっている。予算が潤沢なら、いい映画が撮れるわけではない。限られた予算でも、知恵を絞り、訴えたいことが明確であれば、良質な作品は撮れるのだ…の見本のような映画かな。

 監督の愛情が見える

 脚本・監督は、「ONCE ダブリンの街角で」(2007年公開)のジョン・カーニー(43)。この監督さん、死ぬほど音楽が好きなんでしょうね。で、死ぬほど人が好きで、死ぬほど映画が好きで…。だってね、音楽の使い方がアッパレなんですよ。わたし、ミュージカルが大の苦手で、ミュージカル映画は一切興味がなくて。でも、この作品は見方を変えればミュージカル映画なのです。なのに、なんのわざとらしさも嫌みもない。

 そんでね、登場人物が隅から隅まで生きてるんですよ。新たにバンドを組んでメンバーを集めるんですよ。でも、集まったメンバーの中にはほとんど台詞(せりふ)がない役者さんがいたり、楽器を弾いてるだけみたいな子もいるわけ。なのに、いい味を出してるのよね~。かわいいというか、愛したくなるというか。登場人物が生きている。監督が一人一人にちゃんと愛情を持って生かしてるんですよね。ってことはね、映画を愛してるというか、映画というモノ作り作業から離れられない人なんだろうな~と。映画という魔物に魅せられちゃったんでしょうね。

理屈はいらない

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